マシンジムスタッフの本田です。
今日はストレッチについてお話ししたいと思います。
ストレッチは肩こり・腰痛緩和、姿勢改善、傷害予防etc・・・と身体に良い効果があるので、
運動前後に加えて日常生活に取り入れておられる方も多いと思います。
ではどのくらいの強さで伸ばすのが最適なのでしょう?
伸ばせば伸ばすほどいい!と思っていませんか?
実は逆効果なんです。筋肉は「伸ばし過ぎると縮んでしまう」のです。
どういうこと???
わかりやすく写真で見てみましょう。
↓まず目一杯まで前屈します。
さらに後ろから強く押されると・・・
↑膝が曲がってしまいますね。
これを「伸張(しんちょう)反射」といいます。筋肉の柔軟性の限界を超えそうになると、
これ以上伸びると危ないよと身体が反応して逆に筋肉が縮む、いわば身体の防御反応なのです。
限界には個人差がありますが、「痛い」とか「歯を食いしばる」、「反動を使う」といった
ストレッチですと伸張反射が起こる可能性があります。
ですから我々もストレッチのレッスンの際、
「気持ちいいところで止めて~」
「無理せずリラックスして~」とお伝えしているわけです。
せっかくストレッチしているのに伸びていないどころか縮んでいるのでは勿体無いですよね。
正しい方法を理解して、より効果的なストレッチを行いましょう!